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「自動はかり」の検定制度の見直しについて
更新日:
2020-08-20
●自動はかり4機種の使用の制限の開始日のまとめ
図は
経済産業省のホームページ『計量制度見直し』
から引用
「自動はかり」のうち「目量が10mg未満のもの、または、目盛標識の数が100未満のもの」が
特定計量器から除外されました。
自動はかり4器種について「検定の精度が細かいため、検定に必要な基準器が存在せず検定が不可能であり、かつ取引・証明に使用される可能性が低く特定計量器としての規制の必要性に乏しいもの」が存在することが事後的に判明したことによります。
[ 令和3年7月27日公布、令和3年8月1日施行 ]
「自動補足式はかり」のうち「ひょう量が5kgを超えるもの」が特定計量器から除外されました。
大きさ等の問題により検定の実施に当たって危険を伴うなど技術的に検定が困難なものが存在することが事後的に判明したことによります。
[ 令和3年7月27日公布、令和3年8月1日施行 ]
「自動補足式はかり」の使用の制限の開始日が2年間延期されました。
計量法施行令が改正され、自動補足式はかりについて、使用の制限の開始が2年間延長されました。
メーカーが承認を希望する型式数について、令和4年4月1日までに試験・審査を完了することが困難な状況が明らかになったことによります。
[ 令和3年7月27日公布、令和3年8月1日施行 ]
自動はかり3機種
(ホッパースケール、充填用自動はかり、コンベヤスケール)
の使用の制限の開始日が5年間延長されました。
計量法施行令が改正され、ホッパースケール、充填用自動はかり、コンベヤスケールについて、使用の制限の開始日が5年間延長されました。
合せて、検定手数料に係る特例措置の改正など、関連する計量法関係手数料令も改正されました。
[ 令和4年8月5日公布、令和4年8月8日施行 ]
自動はかり3機種(ホッパースケール、充填用自動はかり、コンベヤスケール)の使用の制限の開始日の延期は、取引・証明への使用割合が少ないこと、型式承認になじむ機種の生産が進んでいない等の事情が判明したことによります。